参院選道選挙区で長谷川岳氏が再選
6年間の実績を訴え幅広い支持
10人が3議席を争った参議院北海道選挙区は、7月10日投開票が行われ、自民党現職の長谷川岳氏が2回目の当選を果たしました。
長谷川氏は総務大臣政務官として情報通信技術を活用したスマート農業・漁業の推進、外国人観光客を呼び込むための空港ネットワークの強化などに取り組んだ実績を強調し、幅広い年代からの支持を得て、64万8269票でトップ当選を果たしました。
札幌市中央区にある選対事務所では、午後8時の投票終了と同時にテレビの開票速報で当選確実が伝えられると、大きな歓声に包まれました。事務所に姿を見せた長谷川氏は、集まった支援者、選対幹部らと握手を交わした後、「道民、市民の力で勝ち抜くことができた。北海道のため、日本のために、すぐに仕事をしろという有権者のみなさんからのメッセージだと思う。明日からまた全力で臨みます」と力強く抱負を述べました。
初の議席を目指した自民党新人のかきき克弘氏は、48万票あまりを獲得しながらも次点となり、民進党候補に惜敗しました。
また、参院選に立候補したかきき氏の議員辞職に伴う北海道議会議員選挙美唄市(定数1)は、同日投開票が行われ、自民党公認で元道議の野原薫氏が無所属候補を大差で破り、当選しました。