国民世論の盛り上げへ、憲法研修会を開催
自由民主党が結党以来目指している憲法改正の実現に向けて、自民党道連は5月21日、札幌市内で憲法研修会を開催しました。党本部から山田賢司党憲法改正実現本部事務局長代行(衆院兵庫7区)を講師に迎え、わが党所属の道議をはじめ約160人が改正のポイントについて理解と議論を深めました。
冒頭、伊東良孝道連憲法改正実現本部長が主催者あいさつに立ち、「ロシアによるウクライナ侵略で防衛・外交・憲法がクローズアップされ、国民の関心も高まっている。今日はわが党が改正を目指す4項目についてしっかり学び、気付きを得る一日にしていただきたい」と述べました。
山田事務局長代行は講演で、憲法改正を巡る国会での議論について説明したほか、わが党が改正を目指す「自衛隊明記」「緊急事態対応」「合区解消・地方公共団体」「教育充実」の4つのポイントについて解説しました。
質疑では、「4項目を一度に改正するより、最も急ぐべき項目から始めるのが良いのではないか」との意見があり、山田事務局長代行は「4項目を提示した上で、憲法審査会で議論していこうというものだ」と説明しました。
最後に党の憲法改正・国民運動委員会タスクフォースで北海道ブロック責任者を務める高木宏壽衆議が、「今夏の参院選に勝利することで、憲法改正など大きな政策が進めやすくなる。みんなで国民世論を盛り上げていこう」と締めくくりました。