道連政経セミナーを開催、来夏の参院選に向け結束を確認
自民党道連の政経セミナーが12月11日、札幌市内で開催され、道内選出国会議員や道議、各種友好団体、党員・党友など約700人が参加しました。
主催者を代表してあいさつに立った伊東良孝道連会長は、10月に実施された衆院選の結果を報告。「皆さまの温かいご声援で勝利できた。みんなで力を合わせてがんばっていかねばならない」と気を引き締めると同時に、来夏の参院選に向けて、道選挙区で2人目となる候補者の選考が同日にスタートすることを述べた。また、2030年冬季オリンピック・パラリンピックの札幌招致について、「道連として推進本部を立ち上げ、しっかりと後押しをしていく」と力強く語り、「皆さまと志を一つにして、しっかりと北海道のために頑張る。来年の参院選でもお力添えをいただきたい」と結びました。
続いて党本部を代表し、河野太郎党広報本部長が特別講演を行いました。ポストコロナの新しい時代を構築する重要性を指摘した上で、「5Gネットワークを早く全国に展開し、東京一極集中の歯車を逆回転させれば、地域で仕事ができるようになり、地域が活性化できる」と強調。政府の「骨太の方針」にも盛り込まれた「ゼロカーボン北海道」を巡り、「世界は『グリーン』と『デジタル』をキーワードにどんどん変化している。再生可能エネルギーでこれだけのことができるんだと、北海道から見せていってほしい」と期待を示しました。
鈴木直道知事らによる来賓あいさつの後、高橋はるみ道連会長代行(道連選挙対策本部長)が衆院選での感謝と文部科学大臣政務官への就任あいさつを行い、続いて鈴木貴子外務副大臣、武部新農林水産副大臣、中村裕之農林水産副大臣、長谷川岳党政務調査会副会長がそれぞれ就任あいさつに立ち、岸田内閣を支える決意を語りました。
セミナー終了後には、政策懇談会が開催され、各種友好団体の代表者から要望を聴き取り、今後の施策や予算に反映するため、総力を結集して取り組むことを確認しました。