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2月
13日
2017

「宇宙利用セミナー」で河村建夫氏が講演

今津寛宇宙総合戦略小委員長が旗振り役

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 自民党政務調査会主催の「宇宙利用セミナー」が2月13日、ニューオータニイン札幌で開かれました。
 宇宙分野の政策立案を担当する自民党宇宙総合戦略小委員会の今津寛小委員長が主催者あいさつし、「防衛副長官のとき、他国の情報に頼っていて国民を守れるのだろうかと思い、宇宙の勉強を始めた。科学技術だけだった宇宙技術を、産業や安全保障の分野で国家として開発するために、10年かけて関連法を整備し、ようやく体制が整いつつある。北海道の方々にもそのことを認識してもらい、農業分野での活用や、国内3つ目となるロケット発射場の誘致に向けて地域の皆さんと一緒になって運動していきたい」と意欲を語りました。
 小野寺五典党政調会会長代理、吉川貴盛道連会長、辻泰弘道副知事、高橋賢友道経済連合会会長のいあいさつに続き、河村建夫党宇宙・海洋開発特別委員長が「第4次産業革命の宇宙利用は北海道から」と題して講演しました。河村委員長は「大樹町を中心に宇宙開発に取り組んできた北海道の役割は、今後ますます高まると思われる。われわれも頑張っていくので、ぜひ頑張っていただきたい」とエールを送りました。
 続いて、高田修三内閣府宇宙開発戦略推進事務局長、北村幸雄スペースアソシエイツ代表、高橋幸弘北海道大学宇宙ミッションセンター長、野口伸(のぼる)北大大学院農業研究院教授が講演し、稲のタンパク質含有量や土壌水分量の推定できる特殊センサーを搭載した人工衛星の情報活用例や、GPSデータを使った無人トラクターによる収穫作業の様子などが紹介されました。

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