道連セミナーで
二階俊博幹事長が講演
吉川会長もオリ・パラ招致へ結束誓う
自民党道連の政経セミナーが10月22日、札幌パークホテルで開かれ、道内選出国会議員、各種団体、党員・党友、一般道民など、1000人を超える来場者が詰めかけました。
セミナーに先立ち、北海道、札幌市などが目指す2026年冬季オリンピック・パラリンピックの招致活動を盛り上げようとの趣旨で、これに関連した催しが行われました。始めに冬季パラリンピック・アルペンスキー金メダリストの大日方邦子さんがゲストスピーチを行い、「札幌が障がいのある人も、ない人も、安心して気軽にウインタースポーツを楽しめる都市として発展し、それを世界に発信する機会になるよう皆さんと力を合わせて招致を実現したい」とエールを送りました。
高橋はるみ知事、秋元克広札幌市長、橋本聖子参議院議員会長が招致に向けた決意を述べた後、サプライズゲストとしてカーリング元日本代表の小笠原歩さんが登場し、「地元での五輪開催は特別なもの。札幌での開催が決まれば、どんな形であっても関わりたい」と意欲を語りました。その後、スピードスケート銅メダリストでもある堀井学衆議院議員の発声で、全員によるガンバローコールを行いました。
続いてセミナーに移り、吉川貴盛道連会長が「台風災害の復興を含め、課題はたくさんあるが、議員、地方の皆さんと心を一つにしながら、道民の皆さんの幸せのために果敢に頑張っていきたい」と力強く誓いを立てました。来賓あいさつの後、二階幹事長が講演し、「北海道の皆さんからお力をいただいており、北海道の発展のためにどういうことができるか、党全体で考えるべきだ。その一つがオリンピック・パラリンピックであり、お役に立てるよう全力で頑張ることをお誓いする」と語りました。
セミナー開始前には、同ホテルで政策懇談会が開かれ、経済、一次産業、建設、医療などの各種団体代表者が二階幹事長や本道選出国会議員らと意見交換をしました。各団体から寄せられた要望は、党活動や国会議論を通じ、政策に反映していくことを確認しました。
また、セミナー終了後、二階幹事長は吉川道連会長、和田義明衆議院議員らとともに、恵庭市の福屋牧場を視察し、指定生乳生産者団体制度など、酪農分野における課題について農業関係者らと意見を交わしました。