原油価格・物価高騰への緊急対策を知事に申し入れ
自民党道連と道議会自民党・道民会議議員会は5月27日、コロナ禍やロシアによるウクライナ侵略などの影響で、原油価格や食料、原材料物資をはじめとする物価の高騰が続いていることを踏まえ、鈴木直道知事に対し、緊急対策の機動的な実施を申し入れました。
道連から喜多龍一会長代行、道議会議員会から田中芳憲議員会長、三好雅政策審議委員長が出席し、三つの柱に大別した下記の申し入れについて、詳細な内容を説明しました。
①燃油や肥料、飼料などの高騰に苦しむ農林水産業を支援するためのエネルギー・原材料・食料等安定供給対策
②中小・小規模事業者への事業継続、食・観光等の需要喚起対策
③生活困窮者等への支援、給食の原材料高騰を踏まえた保護者の負担軽減策
喜多会長代行は「細かいところまで目を行き届かせながら実効ある対策をお願いしたい」と要望。鈴木知事は「要請をしっかり受け止め、関係団体・関係者と連携を取り、6月に開催される第2回定例道議会に向けて対策を練り上げたい。(申し入れの)各項目について支援を検討し、補正予算に反映させていく」と応じました。これに対し、田中議員会長は「議論を深めながら、スピーディーに対処したい」と述べました。