胆振東部地震から2年を前に被災地・厚真町を視察
自民党道連は8月24日、胆振東部地震で被災してからまもなく2年を迎える厚真町を視察しました。𠮷川貴盛会長をはじめ、武部新会長代行、中村裕之副会長、堀井学副会長の各衆議、神戸典臣常任顧問、遠藤連副会長、八田盛茂幹事長、田中芳憲政調会長の各道議が参加。厚真町の宮坂尚市朗町長、北海道開発局の倉内公嘉局長、道の浦本元人副知事をはじめとする関係機関の幹部らと意見交換した後、土砂崩れで壊滅的な被害を受けた吉野地区、完成直後に被災し、今年7月に給水を再開したばかりの富里浄水場、大規模な山腹崩壊で河道がふさがれた日高幌内川の緊急対策工事現場を視察しました。
厚真町総合福祉センターで開かれた意見交換会では、宮坂町長から𠮷川会長に要望書が手渡されました。宮坂町長は「発災当初から何度も足を運んでいただき感謝申し上げる。国、道、町が手を取り合い、復旧が目に見える形になってきた。当面の目標は、被災者が仮設住宅から恒久的な住宅に移行すること。一方、森林被害はほとんど手つかずで、今後とも支援を賜りたい」とあいさつ。𠮷川会長は「今も仮設住宅に住まわれている方の幸せな生活のために支援していきたい。森林は生活を支える基盤。9月からは政府の概算要求が始まる。さらに厚みを増した支援策となるように努力する」と応じました。
参加した道連幹部は、被災した農地や施設の復興の進捗を確認する一方、山肌をあらわにしたままの山腹崩壊の現状を目の当たりにし、継続的な復興支援の必要性を再確認しました。
自民党道連では、今後も被災地に足を運んで要望を聴き取り、必要とされる支援が着実に実行されるよう全力で取り組んでまいります。