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11月
19日
2019

北海道総合振興特別委員会が道開発予算について協議

 自民党北海道総合振興特別委員会は11月19日、自民党本部で会議を開き、来年度の北海道開発予算などについて協議しました。再任された吉川貴盛委員長、武部新事務局長をはじめとする新役員のほか、前委員長の福井照衆議院議員、道内選出国会議員が多数出席し、道連からは八田盛茂幹事長、田中芳憲政調会長が出席しました。

 吉川委員長、青木一彦国土交通副大臣のあいさつに続き、国土交通省北海道局長から来年度予算要求のポイントについて、鈴木直道北海道知事と秋元克広札幌市長から重点要望について、それぞれ説明がありました。さらに、道と札幌市の連名で、東京2020オリンピックのマラソン・競歩競技札幌開催に関する緊急要望が行われました。

 出席議員からは、北海道開発予算の総額確保のほか、胆振東部地震被災地復興予算の確保と工期の弾力的な運用、民族共生象徴空間(ウポポイ)に関する予算の確保、河川や道路の整備、次世代通信規格5G導入に向けた支援などについて、提言や要望がなされました。

 最後に、北海道開発予算の総額確保、災害に強い北海道の実現と戦略的産業の振興、ウポポイ開業に伴うアイヌ振興、マラソン・競歩札幌開催への支援などを盛り込んだ「北海道の持続可能な開発の実現と北海道開発予算の拡充に関する申し入れ」案が了承されました。申し入れ案は、国交省、財務省、党本部に提出する予定です。