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1月
27日
2015

新年度予算編成について知事に申し入れ

地方創生、強靭化など6項目

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 道の平成27年度当初予算案の知事査定を前に、自民党道連、道議会自民党・道議会議は1月27日、高橋はるみ知事に予算編成に対する申し入れを行いました。
 申し入れには、道連から和田敬友会長代行、柿木克弘幹事長、大谷亨政調会長、村田憲俊同筆頭副会長、自民党・道民会議から内海英徳筆頭副会長、中司哲雄政審委員長の6人が出席しました。
 冒頭、和田会長代行から申し入れ書を知事に手渡し、大谷政調会長が内容を説明しました。申し入れ内容は、地方創生・人口減少問題に対する取り組みの強化、北海道強靭化に係る予算確保、成長戦略の推進、観光振興、医療福祉の充実、教育の推進―の6項目が大きな柱です。
 高橋知事は「道民生活の安定・向上に十分配慮した予算編成にするため、申し入れの内容を予算に反映させていく」などと答えました。

道に対する申し入れ事項の主な内容は次の通りです。

1、地域の創意と主体性を活かした取り組みに対し、積極的な支援策を講じるとともに、地域経済を支えている建設業、商工業、一次産業の経営安定・活性化や、雇用の確保、人材育成等に向けた十分な対策と予算措置を講じること。また、人口減少問題に関する対策については、市町村と十分な連携を図りつつ、取り組みを強化すること。

2、国土強靭化に資する社会資本整備やバックアップ拠点構想に関する取り組みを着実に進めるとともに、道路や河川等の適切な維持管理が行われるよう、道単独事業を含めた公共事業量と予算の確保を図ること。併せて、事業の早期発注や地場企業への優先発注について、最大限配慮すること。

3、食関連産業やものづくり産業の振興、バイオ・医療などの研究開発の推進、新エネルギーなど、本道の経済成長につながる産業の創出・支援に一層取り組むこと。

4、道央圏に集中している国内外の観光客を全道に広げるため、地域の観光資源を活かした取り組みに対する支援を一層強化すること。また、本年度末に予定されている北海道新幹線「新函館北斗」駅の開業に向け、その効果を全道に波及させるための施策を充実すること。

5、道民が安心して暮らせる地域をつくるため、医師・看護師確保、少子高齢化対策、障がい者支援など、福祉施策の充実を図ること。

6、本道の未来を担う子どもたちの学力・体力の向上や、道徳教育の充実を図るため、幼児教育、特別支援教育、私学振興を含め、教育施策の推進に十分な予算措置を講じること。

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