第76回自民党道連大会を盛大に開催
新道連会長に伊達忠一参議院幹事長
自民党道連は6月14日、第76回定期大会を札幌グランドホテルで開き、来夏に予定される参議院議員選挙や、次期衆議院北海道5区補選に向けた必勝態勢の構築などを盛り込んだ今年度の活動方針を承認しました。
前日の予備会議に続いて行われた今大会には、代議員をはじめ、来賓、国会議員、道議会議員など、約600人が出席しました。開会に先立ち、6月に急逝した町村信孝前衆議院議長への黙とうを捧げました。
冒頭、今大会で退任する伊東良孝道連会長が「3期6年の任期を全うすることができて、ほっとしている。今年で立党60年を迎え、世界の中の日本を支えていくという気概を持って皆さんと頑張っていきたい」とあいさつしました。
続いて、党本部から来賓として出席した茂木敏充選挙対策委員長が「昨年の衆院選では、自民党として初めて2回連続で290議席を超え、ようやく安定した政権を確立することができた。地方創生をはじめとする政策をしっかり実行し、この勢いを来年の参院選につなげていく」と述べました。
来賓の稲津久公明党本部代表、高橋はるみ知事、大内全北海道経済連合会会長による祝辞、優秀党員・組織の表彰、党情報告に続き、参院選や衆院5区補選に向けた体制強化などを盛り込んだ、平成27年度活動方針を原案通り承認しました。
役員選考では、新会長に伊達忠一参議院自民党幹事長、新幹事長に吉田正人道議会議員(稚内市選出)とする人事案が承認されました。大会後の記者会見では、伊達新会長は「地方の声を吸い上げ、皆さまの期待にしっかり応えたい」と力強く抱負を述べました。