TPP交渉に係る知事の対応について申し入れ
自民党道連と議員会は23日、高橋はるみ知事に対し、今月末に米国・ハワイで開催されるTPP交渉参加国全体の閣僚会合への対応について申し入れを行いました。
この申し入れは、ハワイにおける参加国全体の閣僚会合において、大筋合意がされる見込みと報じられるなど、TPP交渉が最終局面を迎えているという状況を受け、重要5品目の関税の堅持をはじめ、北海道がこれまで一貫して求めてきた主張を、知事自らが現地に出向き政府関係者に働きかけるよう求める内容で、当日は、道連から吉田幹事長が、議員会から田中幹事長が知事室を訪れ、申し入れ書を手交しました。
吉田幹事長は、「TPP交渉は重要な局面を迎えている。北海道を代表する知事が自ら現地入りし、情報収集に努め、北海道の立場をしっかりと主張してくるということは大きな意味を持つ」と述べ、知事の積極的な対応を促しました。
この申し入れを受け、高橋はるみ知事は同日、ハワイで開かれるTPP閣僚会合に合わせて現地入りすることを決定しました。