政調会・エネ調が泊原発の安全対策を視察
自民党道連政調会とエネルギー政策調査会は9月25日、泊原子力発電所の現地視察を実施し、再稼働に向け、北電が進めている安全対策の進捗状況を調査しました。
参加した道議13人は、停止中の3号機内で中央制御室、使用済み燃料ピット、水素処理装置、原子炉格納容器内のスプレイ配管工事を視察した後、屋外にある貯水設備、非常用発電機、防潮堤、防潮壁などの安全対策関連施設の整備状況を確認しました。
泊発電所では当初計画における安全対策工事はおおむね完了し、現在は新規制基準に基づく追加工事、緊急時対策所の建設などが進められています。党道連では引き続き、北電が行う安全に向けた取り組みを注視していくこととしています。
また、視察に先立ち、原発立地地域4町村(泊村、共和町、岩内町、神恵内村)の首長と道議との意見交換会も行われ、新規避難道の早期整備と既存事業に影響を及ぼさない十分な予算確保や、拠点病院の医療体制の整備などの要望を受理しました。