道連に「アイヌ政策推進調査会」が発足
自民党道連は6月24日、「アイヌ政策推進調査会」を発足させ、神戸典臣道議を会長とする役員15人を選任し、引き続き第1回目の役員会を開催しました。
同調査会は、これまでの「北方領土・アイヌ対策調査会」を発展的に解消し、新たに設置したものです。役員会には役員のほか、山谷副知事をはじめとする道幹部も出席し、これまでの道のアイヌ政策の推進状況について説明を受けた後、意見交換を行いました。
神戸会長は、「国は『アイヌ文化の復興等を促進するための、民族共生の象徴となる空間の整備及び管理運営に関する基本方針』に基づき、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに合わせて象徴空間を一般公開すると決めたことを踏まえ、その実現に向けて取り組んでいく。道内各地にあるアイヌ文化を広めるため、全道のネットワークを構築しなければならない」と述べ、アイヌ政策の一層の推進に向けた取り組みを強化していくことを確認しました。