子どもたちの学力・体力の現状について研修会を開催
党道連の学力向上・北教組対策調査会(伊藤条一会長)は5日、全体研修会を開催し、本道の子どもたちの学力・体力の現状と課題について、道教育庁からの説明聴取と意見交換を行いました。
冒頭、伊藤会長から「本道の子どもたちの学力・体力は全国平均と比較すると依然として低いレベルにある。現状を把握し、皆さんと意識を共有して課題解決に向けた取り組みを進めていきたい」と挨拶があり、その後、北海道教育委員会が作成した「全国学力・学習状況調査の北海道の結果報告書」と「全国体力・運動能力、運動習慣等調査の北海道の結果報告書」について、教育庁から説明を受けました。
調査結果では、道内の学力は昨年度に比べ差は縮まっているものの、全国平均を下回っており、体力についても全国平均以下で、肥満傾向児が増加していることが明らかとなっています。
これらの報告を受け、出席した議員からは、子どもたちの基礎学力の向上をはじめ、学校・家庭・地域の連携協働の重要性や教員の育成と加配、部活動をはじめとした体力向上への取り組みについて提言や質問が出され、現状の取り組みと今後の課題について認識を深めました。
平成26年度農推協定期総会・研修会を開催
三原じゅん子参議院議員が講演
自民党北海道農政推進協議会(乾邦弘会長)の平成26年度定期総会・研修会が2月19日、ホテルニューオータニイン札幌で開かれました。
総会には全道から会員約70人が出席。冒頭、乾会長は「道の新年度予算では農業関連分野が増額され、心強く思っている。来年の統一地方選に自民党がしっかり勝利するよう、農推協としても地方組織拡大の一翼を担いたい」とあいさつしました。続いて、来賓の大谷亨党道連政調会長が「TPP問題については、高橋知事を先頭に北海道が一丸となって頑張っていきたい」と話しました。
25年度の活動報告に続き、①各級選挙必勝態勢の確立②農推協組織の拡大強化③農政活動の積極的展開④研修活動の充実強化⑤広報活動の強化――などを重点項目とする26年度活動方針を決定しました。
研修会では、三原じゅん子参議院議員が現在、党女性局長として取り組んでいる活動について講演しました。三原氏は米国のヒラリー・クリントン前国務長官が国際会議で、女性リーダーの育成と強化により日本のGDPが16%拡大するとの試算を紹介したことについて言及。「成長戦略の要は女性の活用だが、日本は諸外国よりも取り組みが遅れている。自民党は女性議員の数も少なく、ぜひ皆さんには『我こそは』という女性を発掘していただきたい」と熱弁をふるいました。
研修会終了後には懇親会が開かれ、出席者は互いに交流を深めました。