第74回道連大会で統一地方選の必勝誓う
自民党道連は4月5日、第74回定期大会を札幌グランドホテルで開き、来年4月に予定される統一地方選挙に向けた必勝態勢の構築を図ることなどを盛り込んだ今年度の活動方針を決めました。
大会には代議員をはじめ、来賓、国会議員、道議会議員など、約900人が出席。冒頭、伊東良孝道連会長が「一昨年の衆院選、昨年の参院選に勝利してねじれを解消したが、統一地方選挙に勝利し、政権奪還を完成させることが最大の目標。自民党が過半数を確保すれば、国と地方が一体となって発展をめざすことができる」とあいさつしました。
党本部から来賓として出席した竹下亘組織運動本部長は、党勢拡大のために全国で展開している120万党員獲得運動推進について「最近の選挙で、安定した党運営のためには党員が大事であることを痛感した。報道では(目標未達成の)ペナルティーだけが目立っているが、どんな風が吹いてもしっかりと耐えられる組織を作っていくことが目的。日本がもう一度輝く国になるためには、皆さんが先頭に立って引っ張ってほしい」と語りました。
このほか来賓として稲津久公明党北海道本部代表、高橋はるみ知事、近藤龍夫北海道経済連合会会長による祝辞、優秀党員・組織の表彰、党情報告に続き、統一地方選挙に向けた態勢の強化などを盛り込んだ平成26年度活動方針を原案通り可決しました。
さらに、次期札幌市長選挙推薦候補予定者の本間奈々さんが檀上に立ち、「正式決定後、党本部にあいさつに行った際、安倍総理と冬季オリンピックの札幌誘致の話になり、『オリンピックの前に市長を変えてほしい』と激励の言葉をいただいた。皆さまの声をお聞きしながら、道と札幌市のねじれを変えるために責任感を持って頑張ってまいりたい」と決意を語りました。
最後は道連女性部長を務める大崎誠子道議の音頭によるガンバローコールで、熱気にあふれた大会を締めくくりました。