データセンターLNG基地を視察
道連政調会と道議会自民党政審のメンバー
道連政調会(柿木克弘会長)と道議会自民党政審(石塚正寛委員長)のメンバー14人が9月3日、石狩市に設置された石狩データセンターと石狩湾新港でLNG(天然ガス)受入基地を視察しました。
石狩市は新千歳空港に近く、地震発生率が低い地域で、広大な敷地も有しています。また、通年にわたって冷涼な外気の冷房を使えることから、データセンターにとっては一番コストがかかる空調の消費電力量を削減できます。こうしたメリットに着目し、さくらインターネット(本社・大阪市)がデータセンターを開設しました。
視察団は、同社が保有するデータセンタービルを訪れ、同ビルにデータセンターの開所を予定している日商エレクトロニクス(本社・東京)の担当者から説明を受けました。
その後、石狩湾新港で北海道ガスが建設を進めているLNG基地に移動しました。石狩LNG基地は、道内で初めての受入基地で、地上式としては国内最大級の貯槽タンクを有しています。今後一層の拡大が見込まれる道内の天然ガスの需要に応えるとともに、供給減の多様化によるセキュリティー向上を目指しています。
同社の担当者から概要の説明を受けたのち、建設中のタンクや船受入バースなどを視察しました。石狩湾新港には北海道電力がLNG火力発電所の建設も予定しています。
IT産業とエネルギー産業は今後の本道経済の活性化に向けて大きく期待されており、わが党としても積極的に支援していきたいと考えています。