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9月
26日
2012

総裁選で道内一般党員・党友票を開票

道連票は町村氏が4票、石破氏が3票、安倍氏が2票を獲得

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 9月14日に告示された自民党総裁選挙の一般党員・党友投票が25日に締め切られ、道内では26日午前9時半から札幌市内で開票されて、道連票の振り分けを決めました。
 対象は2万9千人で投票総数は1万8131票、有効投票数は1万8077票、無効投票数は54票、投票率は62・52%でした。
 内訳は町村信孝氏が6890票、石破茂氏が6219票、安倍晋三氏が3707票、石原伸晃氏が1094票、林芳正氏が167票でした。この結果、道連に割り当てられた9票は、ドント方式で町村氏に4票、石破氏に3票、安倍氏に2票が振り分けられました。
 同日は道連選管委員長の岩本剛人道連幹事長ほか、選管委員の小畑保則幹事長代理、内海英徳組織委員長、東国幹青年局長、大崎誠子婦人部長の5人が立ち会う中、道連職員が開票作業を行いました。道内各地から寄せられた返信はがきを、手際よく5人の候補者ごとに仕分けし、点検、集計を行い、スムーズに開票作業を終えました。

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9月
24日
2012

総裁選立候補の4氏が函館、札幌で演説会

外交・防衛、本道振興策などを訴える

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 自民党総裁選の開票を9月26日に控え、候補者演説会が同24日、函館市と札幌市で行われ、安倍晋三(元首相)、石破茂(前政調会長)、石原伸晃(幹事長)、林芳正(政調会長代理)の4氏が支持拡大を訴えました。体調を崩した衆院道5区選出の町村信孝氏(元官房長官)は参加を見送りました。
 同日午後から札幌市中央区の大通公園で行われた街頭演説では、4氏が4500人の市民を前に民主政権を痛烈に批判した上、外交・防衛、経済などの国政課題や北海道の経済振興策を取り上げ、持論を展開しました。
 この中で、外交・防衛について各氏は「日米の信頼関係を取り戻さなければならない。そのためにも集団的自衛権の行使を認めるべきだ」(安倍氏)、「尖閣諸島で隙を見せれば、必ず北方領土で付け込まれる。北海道における海上自衛隊の展開をきちんと考えないといけない」(石破氏)、「周辺諸国が日本の主権、領土を著しく侵害してきた。国を守ることに万全の対策を打てるのが自民党」(石原氏)、「米中韓各国との関係を元に戻していけば、ロシアは強硬路線から日本に経済協力路線にかじを切る。それが外交だ」(林氏)などと述べました。
 また、北海道については「新幹線などの地域の成長や未来に必要な投資は堂々とやるべきだ」(安倍氏)、「道内の観光資源を活用し、海外から観光客誘致を進めることが日本の活性化につながる」(石破氏)、「北海道には素晴らしい農産品があり、それを観光をミックスできる」(石原氏)、「北海道のおいしい物を世界の人に食べてもらう。日本以外の40億人の市場が視野に入ってくる」(林氏)と語りました。

9月
12日
2012

トレイン・オン・トレイン・システムを視察

道新幹線でJR北海道苗穂工場を訪問

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 道連新幹線建設促進等調査会(川尻秀之会長)は9月12日、JR北海道苗穂工場を訪れ、トレイン・オン・トレインシステムを視察しました。
 同日は、同調査会メンバー19人が参加し、トレイン・オン・トレインシステムの概要説明を受けた後、実物大モックアップを視察しました。
 道新幹線が新青森~新函館(仮称)を走行する際、青函トンネルを含む供用区間82㎞で、在来線の貨物列車と高速新幹線がすれ違うこととなり、その安全性の確保が課題となっています。
 運行時間帯の区分、すれ違い時に高速新幹線が在来線並みのスピードまで減速などの対策が考えられていますが、運行時間帯を区分するとダイヤの設定が制約され、新幹線が減速すると高速新幹線のメリットが薄れてしまい、どちらも輸送力の低下を招くこととなります。
 そこで、安全の確保と輸送力の確保の双方の課題を解決するため、新幹線貨物列車に在来貨物(コンテナ)列車をそのまま搭載し、高速走行することを可能にするのがトレイン・オン・トレインシステムです。
 参加した議員から、システムやスケジュール、コスト面、法の規制などについて多くの質問が出され、熱心な意見交換が行われました。川尻会長は「青函トンネルの貨物の問題を解決するにはトレイン・オン・トレインが必要であり、われわれも協力していきたい」と述べ、実用化に向けた課題解決に取り組んでいくことを確認しました。

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