北海道政経セミナーを開催
安倍総裁とともに政権奪還を誓う
自民党と自民党道連が主催する「自民党北海道政経セミナー」が10月13日、札幌パークホテルで開かれました。本道関係衆参国会議員、経済界、各種団体、党員・党友、一般道民ら約1100人が参加し、第25代党総裁に就任後初めて地方の政経セミナーに出席した安倍晋三総裁とともに、次期衆院選での政権奪還を誓いました。
セミナーでは、まず伊東良孝道連会長が「本道で大幅に議席を回復させていただき、政権奪還へ向けた大きな力、足がかりにしたい。道内の山積する問題は、大きな政治的な力で解決したい」と述べました。
次いで、衆院道10区から自民党推薦で立候補を予定している来賓の公明党道本部の稲津久代表が、「自民党と一緒に勝たせていただく決意だ。他の11選挙区では自民党候補を全力で支援する」とあいさつ。高橋はるみ知事も「次の総選挙では、しっかり知事選の恩返しをしたい」と述べました。また、入院加療中の町村信孝衆院議員から寄せられたメッセージも披露されました。
引き続き安倍総裁が講演しました。安倍総裁は政局を展望し、民主党政権を厳しく批判するとともに「野田首相は『近いうちに解散する』と言った。これは国民との約束であり、常識的に年内の解散・総選挙だ」と解散・総選挙に追い込む姿勢を強調。さらに「この北海道においては北教組が猛威をふるっている。だからこそ私たちは政権奪還をしなければならない。全員の当選に向かって力強い支援をいただきたい」と一致結束を求めました。
この後、道連衆議院総選挙対本部長の橋本聖子参院議員が「新しい日本、力強い日本をつくるため、何としても北海道で勝ち抜くことが必要だ」と訴えたのに続き、この日出席した現職2人、前職1人、新人5人の公認候補予定者とが次々と登壇して決意を表明し、併せて推薦候補予定者の稲津氏も紹介されました。この中で伊東道連会長は「新しい自民党が始動するという思いだ。パワーアップして政権奪還に向けて頑張る」と必勝の決意を述べました。