TPP交渉参加に「断固反対」
道ブロック両院議員会が決議
自民党北海道ブロック両院議員会(北海道代議士会)が12月27日開かれ、TPP(環太平洋連携協定)交渉参加への「断固反対」を決議しました。
TPP交渉について、自民党は12月の総選挙の政権公約で「聖域なき関税撤廃を原則とする限り反対する」とし、党道連も「断固阻止する」と明確な姿勢を打ち出しています。
決議では、「自公連立政権の合意文書で『国益にかなう最善の道を求める』と記述し、党幹部から交渉参加に前向きともとれる発言が聞こえている」と指摘。「現時点において、本道農業をはじめ、医療、金融、保険、労働など、あらゆる分野におけるわが国への影響についての疑念が払拭されていないにもかかわらず、そのような発言が出ること自体、誠に遺憾」としています。
こうしたことから同日の両院議員会では、本道選出の衆院議員14人、参院議員3人の全員が「断固反対」を再確認し、改めて決議しました。反対決議は平成23年10月に続いて2回目です。