北海道政経セミナーを開催
政権奪還に向けて結束を深める
自民党と自民党道連が主催する「自民党北海道政経セミナー」が10月29日、札幌パークホテルで開かれました。本道関係衆参国会議員、経済界、各種団体、党員・党友、一般道民ら約1000人が参加し、次期衆院選での政権奪還に向けて結束を深めました。
セミナーでは、まず伊東良孝道連会長(衆議院議員)が、本道に大きな打撃を与えるとみられるTPP(環太平洋連携協定)に関して、「政府はまったくの論議不足、情報不足の中で交渉に参加しようとしている。本道選出の衆参国会議員7人は、さきほど開催した代議士会で交渉参加反対の決議をした」と報告し、さらに「北海道を守り抜き、発展させるために命がけで頑張る」と述べました。
次いで、来賓の横山信一公明党道本部副代表らが挨拶した後、本道選出衆参国会議員と選挙区支部長が「自民党は戦わなければならない」など、それぞれ政権奪還に向けての決意を披露しました。
引き続き、党本部の石破茂前政調会長が講演しました。この中で石破前政調会長は東日本震災、外交・安保など民主党政権のお粗末な対応を批判するとともに、「民主党が立派だから政権を取ったわけではない。自民党がきちんとしたビジョンを決めてほしいということだ。わが党がどう変わったか示すことが必要だ」と述べました。
さらに、「野にいる間に、真実を見極め、語る勇気を持ち政党になったので、自民党の言うことは信じよう。こう思ってもらえる政党になるため、谷垣総裁以下、渾身の努力をしている」と党の姿勢を強調しました。