党北教組問題に関する調査団が現地調査
違法選挙資金問題を徹底追及
北海道教職員組合(北教組)から民主党議員に違法な選挙資金が提供された事件で、自民党の北教組問題に関する調査団が2月18日来道し、現地調査を行いました。
調査にあたったのは党文部科学部会長の義家弘介参院議員、衆院文部科学委員会筆頭理事の馳浩衆院議員、党国対副委員長の北村茂男衆院議員の3人。自民党道議や高橋教一道教育長と北教組の活動状況について意見交換したのをはじめ、地域PTA役員、教職員らから地元の実情を聞きました。北教組側にも面会を申し入れましたが、多忙を理由に拒否されました。
この中で、平成17年総選挙で組織推薦者などとして道内の民主党候補5人の名前を挙げ、「組合員1人5人の支持者獲得」などの指令を出していた実態や、勤務時間内に組合活動行っていた分会があるなどの実情が明らかになりました。
義家参院議員はこうした状況について、「教職員が政治活動を恒常的に行っているという認識を持っている。教育の政治的中立という観点から問題がある」と厳しく批判。違法な選挙資金の提供に関しても「先生たちの裏金で議席を買った。子供たちへの背信行為だ。このままでは北海道の教育は守れない」と述べました。
また、馳衆院議員も「組合丸抱えで選挙を戦って、議席を買うようなことがあってはならない。他の候補の実態はどうなっているのか調査したい」と述べ、違法選挙資金問題を徹底追及する考えを示しました。