8月
9日
2008
新過疎法の制定に向け実情を視察
自民党過疎対策特別委員会と道内の過疎関係市町村長との意見交換会が8月1日、札幌市内のホテルで開かれました。
現行の「過疎地域自立促進特別法」は平成22年3月末で期限切れになるため、同委員会では新たな過疎対策を検討しており、全国各地で視察や意見交換会を行っています。
北海道の実情を把握するために山口俊一委員長(衆議院議員)と鶴保庸介委員長代理(参議院議員)の両氏は7月31日に函館市を視察し、札幌の意見交換会に臨みました。
同日は党道連から加藤唯勝過疎地域振興議員連盟幹事長(名寄市選出道議)、自治体側から高橋はるみ知事ほか13市町村長が出席しました。
はじめに高橋知事が「新しい過疎法をしっかり制定してほしい」とあいさつ。続いて各首長は人口減少問題をはじめ医師不足、農家の担い手不足、所得格差、地デジ対応など過疎地域の問題点を次々に挙げ、適切な対応を求めました。
これに対し山口委員長は「皆さんの意見を十分踏まえ、新しい理念のもとに現状に即した次期過疎対策を打ち出したい」と答えました。