公共工事の品質及び受注機会の確保を道に申し入れ
自民党道連と議員会は3月26日、道に対し「北海道における公共工事の品質及び受注機会の確保」を求める申し入れを行いました。
党道連から丸岩公充幹事長、船橋利実政調会長が出席、議員会からは原田議員会長が出席し、道の嵐田副知事に申し入れ書を手渡しました。
道内の建設業者をめぐる情勢は、道の新たな収支対策による公共事業の削減で競争の激化が予想されるほか、手抜き工事の発生などで品質の低下も懸念されています。
このため自民党道連と議員会は、①品質確保の観点から最低制限価格の引き上げ②品質確保の観点から総合評価方式を拡大し、技術力評価のため評価基準を充実③大型工事や特殊工事を含めたすべての工事で、道内建設業者の受注機会の確保が図られるよう十分な配慮―の3点について道に取り組みを求めました。
さらに、自民党が道の平成26年までの公共事業費削減方針について、毎年度の収支を踏まえながら、来年度予算の概算要求前に提言することも申し添えました。
これに対して嵐田副知事は、「6月から最低制限価格を現行より引き上げる。総合評価方式を採用する公共工事を拡大する。また、道内業者の受注機会の確保に努めていく」など答えました。
また、公共事業費の削減は、毎年の収支を踏まえて検討することも確認されました。