平成21年度北海道開発予算が決まる
道開発事業費は5,748億円で必要な予算を確保
自民党道連は平成21年度北海道開発関係予算獲得に向け、道連役員をはじめとする党所属道議会議員が上京して12月19日から21日の3日間、東京・星陵会館内に予算連絡室を設置し、各省庁や国会議員などに対する要請活動、情報収集等を行いました。
20日に財務省原案が内示されたのを受け、翌21日朝に北海道開発委員会が党本部で開催され、道開発関連予算案を了承しました。全国の一般公共事業費が前年度比で9%減少となるなかで、平成21年度の北海道開発事業費は6%の減少にとどまり、国費ベースで5,748億円の予算が確保されました。
また、20年度補正予算も第二次補正で279億円が計上され、第一次補正と併せて544億円となりました。今後「地方道路整備臨時交付金」に代わる「地域活力基盤創造交付金(仮称)」において、道路予算等の配分が見込まれるなど、これらを一体的に執行することで、平成20年度と同規模の事業量が確保される見込みです。
さらに、端境期対策として来年度事業を前倒しで発注するゼロ国債も事業費ベースで840億円が措置されるなど、厳しい財政事情の中、必要な予算を確保することができました。
このほか、北海道関係では、整備新幹線建設事業費のうち北海道新幹線の新青森~新函館間には20年度より159億円増の337億円が配分されたほか、札幌延伸決定に伴う着工調整費が計上されるなど、悲願である北海道新幹線札幌延伸に向けて大きな前進となる予算が措置されました。
引き続き党道連は真に必要な社会資本整備を着実に推進するため、必要な予算確保に向けて活動していく方針です。