道連アイヌ政策推進調査会が白老町を視察
象徴空間の整備促進に全力
自民党道連アイヌ政策推進調査会は11月26日、白老町などのアイヌ関連施設を視察し、地元関係者らと意見交換を行いました。
参加者は同調査会の神戸典臣会長、喜多龍一幹事長ら、道議8人。北海道博物館のアイヌ文化展示を見学後、白老町でアイヌ民族博物館や遺骨施設予定地を視察しました。戸田白老町長から、2020年東京オリンピック・パラリンピックに合わせ、国が一般公開を目指している「民族共生の象徴となる空間」について説明を受け、北海道アイヌ協会の加藤理事長からは、象徴空間の整備をはじめとするアイヌ施策の推進について要請を受けました。
神戸会長は「与党としてアイヌ政策をしっかり推進していくために、実際に現地を見て、地元の声を直接聞くことが重要であるという認識の下、現地視察を実施した。象徴空間の着実な整備促進と、必要なアイヌ施策の推進に向け、調査会を挙げて努力していく」と述べ、今後とも活発に活動していくことを約束しました。