自民党道連が全道支部長会議を開催
総選挙を総括し、再生に向けて結束を固める
自民党道連の全道支部長会議が10月17日、札幌パークホテルで開かれ、8月の衆議院選挙の総括を行うとともに、党・道連の再生に向けて結束を固めました。
この日の会議には、道選出国会議員、道議、地方議員、友好団体、地域支部長ら約250人が参加しました。冒頭、急逝した中川昭一元財務・金融担当相に黙とうをささげた後、伊東良孝会長が「衆院選で政権交代を許す大敗北を喫した。いま一度、立党の原点に立ち返らなければならない。自民党は必ずや、国民の意見をしっかり取り入れる政党に生まれ変わることができる」とあいさつしました。
次いで竹内英順幹事長が道連再生プロジェクトチームの設置について報告しました。この中で衆院選の敗因について、度重なる総裁の交代、党内抗争、広がる地域間格差などにより、「自民党政権への怒りが爆発した」などと分析しました。
この後、地域支部長らから意見が出され、「民主党がマニフェストに載せた後期高齢者制度、子育て支援、道路整備などの見直しについて、しっかり国会で論戦してほしい」「党再生のために敗因を生かすことが次につながる」「国会議員から地方議員までが組織的に動く体制の整備を」などの指摘がありました。道連ではこの日の意見を再生PTの論議に反映させる考えです。
来夏の参院選の候補者については、10月中に全道各地域支部から寄せられた「望ましい候補像」に関する意見を集約、11月に設置する百人委員会で審議し、遅くても年内に候補者を絞ることにしました。
また、会場入り口には中川元財務・金融担当相をしのぶ記帳台が設けられ、出席者は次々に故人を悼んで記帳を行いました。