十勝管内で「ふるさと対話集会」を開催
現政権の外交・農業政策などに懸念の声相次ぐ
自民党が「草の根民主主義」の実践を目指し、国会議員と地域住民が膝を付き合わせて意見交換をする「ふるさと対話集会」が、11月13日、幕別、音更、芽室の3町で開催されました。
集会には、シャドウキャビネット農林水産大臣の宮腰光寛衆院議員をはじめ、山田俊男、長谷川岳両参院議員が出席し、地元からは喜多龍一、大谷亨両道議が出席しました。
各会場とも、政府が打ち出しているTPP(環太平洋経済連携協定)の協議開始方針に対する懸念の声が相次ぎ、参加者からは「このままでは十勝農業が大変なことになる。現政権の暴走を何としても止めて欲しい」「この国の食を守るということをどう考えているのか。農業VS産業というだけの図式でマスコミが取り上げているのは問題」などの意見が出されました。
これに対し、出席した党役員からは「民主の戸別所得補償が貿易自由化の引き金になっているのは間違いないが、その財源はどこにあるのか」「わが党は、産業政策、担い手政策それぞれの視点に立った新法を次の通常国会に出し、わが国の農政の方向性を明確にする」「地域と一丸となって民主党の暴走を食い止めなければならない」と述べ、今後も、国会議論等において、現政権の誤った政策を正していくことを約束しました。