統一地方選での完勝を誓い総決起
統一地方選の必勝を目指して第70回自民党道連臨時大会が2月26日午後、札幌パークホテルで開かれました。高橋はるみ知事、札幌市長候補の本間奈々さんをはじめ道議選、札幌市議選の公認・推薦候補者が勢ぞろいし、「北海道の挑戦!」をスローガンに各級選挙の完勝を誓いました。
大会には約1000人の支持者らが参加し、熱気に包まれました。まず道連統一地方選対策本部長である伊東良孝道連会長が「統一地方選で完勝し、その勢いで政権奪還を果たしたい」と力強く決意を述べ、党本部を代表して小池百合子総務会長も「みなさんの当選が自民党政権をとりもどすための必要な要素だ。心を一つにして頑張ろう」と結束を訴えました。
次いで道知事、札幌市長各推薦候補者と道議55人、札幌市議27人の公認・推薦候補者が報告され、満場一致の拍手で承認されました。また、「地方から現政権に『NO』を突き付け、来る衆議院総選挙に必ず勝利して政権を奪還しなければならない」などの決意を盛り込んだ大会アピールを採択しました。
高向嚴日本商工連盟道連合会会長の来賓あいさつ、国会議員・選挙区支部長の応援スピーチのあと、道議選、札幌市議選の公認・推薦候補者が一人ずつ紹介され、代表して冨原亮道議(渡島管内)は「北海道の大切な命、未来を守るために全力で頑張る」と決意表明しました。
このあと、満場の手拍子に迎えられて高橋知事と本間さんが入場。本間さんは「はるみの『は』、奈々の『な』をとって『はな』コンビで花を咲かせたい」、高橋知事は「子どもたちの未来のために、命をかけて頑張る」と決意を述べ、スクラムを組んで完勝を目指す姿勢を強調しました。
最後に大崎誠子道連女性部長(札幌市東区選出道議)の音頭で「ガンバローコール」を行い、必勝を改めて確認しました。
【臨時大会のアピールは次の通りです】
アピール
わが国経済は、依然として危機的状況に立たされており、その煽りを受け、北海道経済も厳しい状況から未だ抜け出せていない。
わが党は一刻も早くこの“危機”を乗り越えるため、責任ある野党として「緊急経済対策」や「予算と税制に関するわが党の考え方」を明確に示し、道政においても与党として、知事とともに切れ目ない経済対策を講じてきた。
しかし、現政権は、バラマキ政策の財源を捻出するため、地方の切実な声を無視して必要な予算を次々と削り、特に本道においては、道路の除雪費や農業基盤整備をはじめとする公共事業費が大幅に削減され、地域経済や道民生活をますます悪化させている。
さらに、普天間米軍基地問題の迷走は、日米関係を不安定化させ、その結果、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件、ロシア大統領の北方領土訪問といった外交問題を次々と引き起こし、今やアメリカ、中国、ロシアとの関係は最悪の状態に陥っている。
加えて、われわれが断固反対しているTPPへの参加については、食料安全保障の観点はもとより、金融、労働、入札など24分野にも及ぶ自由化の影響や国内対策を何ら明らかにしないまま、一方的に推し進めようとしている。
経済に対する戦略も、領土の防衛や国家の主権を守る理念や覚悟もなく、国民を愚弄し続ける民主党政権をこれ以上放置しておくことはできない。
今こそ地方から現政権に「NO」を突きつけ、来る衆議院総選挙に必ず勝利して政権を奪還しなければならない。
そのためにも、組織一丸となって、北海道知事選における高橋はるみ知事の三選、札幌市長選における本間奈々候補による市政奪還をはじめ、志を同じくする道議会議員や札幌市議会議員及び、市町村長や各級議会議員選挙候補者の必勝に万全を期す。
われわれは責任政党としての使命感に撤し、「北海道の挑戦」を合言葉に、北海道がわが国を支え、成長させていくという気概を持ち、次世代に誇りと自信を持って引き継げる、希望にあふれた北海道・日本の未来を切り拓く。
自由民主党北海道支部連合会
第70回 臨時大会