政策、重要課題を集中論議
自民党道連は、政策立案機能を強化し、本道の懸案事項の中で特に重要な政策、課題を集中的に議論するために、新たに道連内に6つの調査会、道連と道議会自民党・道民会議合同で4つの委員会・会議を設置しました。
新設された特別機関は、道連の新幹線建設促進等調査会、エネルギー政策調査会、学力向上・北教組対策調査会、地震・津波災害等調査会、医療・福祉対策調査会、北方領土・アイヌ対策調査会、道連と議員会合同のHAC監視委員会、公約検証・実行特別委員会、北海道経済・財政立て直し戦略会議、エゾシカ問題対策条例検討会議です。このうち、新幹線とエネルギー、北方領土の三つの調査会は、既存の組織を発展的に改組しました。
新幹線、エネルギー、医療・福祉、HAC、エゾシカなどの各特別機関は、すでに7月に第1回の会議を開催し、今後の活動方針や取り組みについて議論しました。
特に、エネルギー政策調査会では、福島原発の事故を受け、調整運転が続く泊原発3号機の営業運転再開や定期点検で運転停止中の1号機再稼働をめぐり、道民の安全確保の観点から活発な論議が交わされました。
各特別機関の設置目的と役員は次の通り。(敬称略)
【道連】
■新幹線建設促進等調査会(会長・川尻秀之、幹事長・角谷隆司)
○北海道新幹線建設促進について
○高規格道路のネットワーク化促進について
○生活道路、離島対策、港湾や空港アクセス等、人流・物流・観光を含めた道内交通体系全般の課題検討、整備等について
■エネルギー政策調査会(会長・釣部勲、幹事長・村田憲俊)
○エネルギー全般について
○泊原発関連、大間原発関連の安全対策、党の方針決定について
○新エネルギー導入促進に向けた取り組みについて
○地球温暖化について
■学力向上・北教組対策調査会(会長・和田敬友、幹事長・藤沢澄雄)
○学力向上に資する教育行政全般について
○北教組対策について
■地震・津波災害等対策調査会
○地震・津波対策等、道民の安全確保対策について
○震災復旧・復興対策にかかわる道の取り組み全般について
■医療・福祉対策調査会(会長・神戸典臣、幹事長・千葉英守)
○札幌医科大学の機能強化について
○医師不足、救急医療、ドクターヘリ・ジェット等地域医療対策について
○介護保険の見直し等国の福祉制度にかかわる道内の影響調査、対策について
■北方領土・アイヌ対策調査会(会長・本間勲、幹事長・中司哲雄)
○北方領土返還、世論喚起、国等に対する要請について
○アイヌ文化振興、伝統の継承等について
【道連・議員会合同】
■HAC監視委員会(委員長・丸岩公充、幹事長・石塚正寛)
○経営の方向性について
○異常降下問題の検証について
■公約検証・実行特別委員会(委員長・竹内英順、幹事長・中村裕之)
○道連公約の定期的な検証、進捗状況及び具体的な取り組みについて
○知事公約の定期的な検証、進捗状況の確認等について
■北海道経済・財政立て直し戦略会議(議長・船橋利実、幹事長・千葉英守)
○歳出歳入一体改革、道財政立て直しに向けた新たな取り組み等について
○民間活力の導入について
○国際経済交流の推進について
○地方経済、地方財政問題等の検討について
■エゾシカ問題対策条例検討会議(議長・加藤礼一、幹事長・小松茂)
○エゾシカ対策の推進に資する条例制定に向けた検討について