奥尻町で政策懇談会を開催
離島交通問題や離島振興問題で意見交換
函館―奥尻を結ぶHAC(北海道エアシステム)の存続問題や、離島振興法の改正などを踏まえ、地元の声を今後の政策に反映させようと、自民党道連は7月11日、12日に奥尻町を訪れ、政策懇談会を開催しました。
当日は、自民党道連の柿木克弘政調会長と千葉英守政調会副会長(自民党・道民会議議員会幹事長)が出席し、新村奥尻町長をはじめ主要団体代表者らと忌憚のない意見交換を行いました。
町長や出席団体代表者からは、離島振興を図るための交付金の充実や、崖と海に挟まれている道路の安全性確保、HACの運賃形態、往来の時間の工夫などについて要望や提言が出されたほか、エネルギーの地産地消の取り組みについて説明がありました。
その中で、新村町長からは、「改正離島振興法が始まったが、提案型でやっていかなければならないと思っている。道や関係機関と密接な連携のもと計画を作っていきたい」と発言しました。
柿木政調会長からは、「自民党主導のもとに離島振興法が改正され、新たに特区や交付金の創設が盛り込まれた。わが党としても、重点政策に掲げ、離島振興に取り組むので、今後とも連携をしながら進めていきたい」と述べ、道連の政策に反映させていくことを確認しました。
また、懇談会に前後して道道の改良工区の現場や、人工地盤等、防災関連施設を視察しました。