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9月
24日
2012

総裁選立候補の4氏が函館、札幌で演説会

外交・防衛、本道振興策などを訴える

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 自民党総裁選の開票を9月26日に控え、候補者演説会が同24日、函館市と札幌市で行われ、安倍晋三(元首相)、石破茂(前政調会長)、石原伸晃(幹事長)、林芳正(政調会長代理)の4氏が支持拡大を訴えました。体調を崩した衆院道5区選出の町村信孝氏(元官房長官)は参加を見送りました。
 同日午後から札幌市中央区の大通公園で行われた街頭演説では、4氏が4500人の市民を前に民主政権を痛烈に批判した上、外交・防衛、経済などの国政課題や北海道の経済振興策を取り上げ、持論を展開しました。
 この中で、外交・防衛について各氏は「日米の信頼関係を取り戻さなければならない。そのためにも集団的自衛権の行使を認めるべきだ」(安倍氏)、「尖閣諸島で隙を見せれば、必ず北方領土で付け込まれる。北海道における海上自衛隊の展開をきちんと考えないといけない」(石破氏)、「周辺諸国が日本の主権、領土を著しく侵害してきた。国を守ることに万全の対策を打てるのが自民党」(石原氏)、「米中韓各国との関係を元に戻していけば、ロシアは強硬路線から日本に経済協力路線にかじを切る。それが外交だ」(林氏)などと述べました。
 また、北海道については「新幹線などの地域の成長や未来に必要な投資は堂々とやるべきだ」(安倍氏)、「道内の観光資源を活用し、海外から観光客誘致を進めることが日本の活性化につながる」(石破氏)、「北海道には素晴らしい農産品があり、それを観光をミックスできる」(石原氏)、「北海道のおいしい物を世界の人に食べてもらう。日本以外の40億人の市場が視野に入ってくる」(林氏)と語りました。

9月
12日
2012

トレイン・オン・トレイン・システムを視察

道新幹線でJR北海道苗穂工場を訪問

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 道連新幹線建設促進等調査会(川尻秀之会長)は9月12日、JR北海道苗穂工場を訪れ、トレイン・オン・トレインシステムを視察しました。
 同日は、同調査会メンバー19人が参加し、トレイン・オン・トレインシステムの概要説明を受けた後、実物大モックアップを視察しました。
 道新幹線が新青森~新函館(仮称)を走行する際、青函トンネルを含む供用区間82㎞で、在来線の貨物列車と高速新幹線がすれ違うこととなり、その安全性の確保が課題となっています。
 運行時間帯の区分、すれ違い時に高速新幹線が在来線並みのスピードまで減速などの対策が考えられていますが、運行時間帯を区分するとダイヤの設定が制約され、新幹線が減速すると高速新幹線のメリットが薄れてしまい、どちらも輸送力の低下を招くこととなります。
 そこで、安全の確保と輸送力の確保の双方の課題を解決するため、新幹線貨物列車に在来貨物(コンテナ)列車をそのまま搭載し、高速走行することを可能にするのがトレイン・オン・トレインシステムです。
 参加した議員から、システムやスケジュール、コスト面、法の規制などについて多くの質問が出され、熱心な意見交換が行われました。川尻会長は「青函トンネルの貨物の問題を解決するにはトレイン・オン・トレインが必要であり、われわれも協力していきたい」と述べ、実用化に向けた課題解決に取り組んでいくことを確認しました。

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9月
3日
2012

データセンターLNG基地を視察

 

道連政調会と道議会自民党政審のメンバー

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道連政調会(柿木克弘会長)と道議会自民党政審(石塚正寛委員長)のメンバー14人が9月3日、石狩市に設置された石狩データセンターと石狩湾新港でLNG(天然ガス)受入基地を視察しました。

 石狩市は新千歳空港に近く、地震発生率が低い地域で、広大な敷地も有しています。また、通年にわたって冷涼な外気の冷房を使えることから、データセンターにとっては一番コストがかかる空調の消費電力量を削減できます。こうしたメリットに着目し、さくらインターネット(本社・大阪市)がデータセンターを開設しました。

視察団は、同社が保有するデータセンタービルを訪れ、同ビルにデータセンターの開所を予定している日商エレクトロニクス(本社・東京)の担当者から説明を受けました。

 その後、石狩湾新港で北海道ガスが建設を進めているLNG基地に移動しました。石狩LNG基地は、道内で初めての受入基地で、地上式としては国内最大級の貯槽タンクを有しています。今後一層の拡大が見込まれる道内の天然ガスの需要に応えるとともに、供給減の多様化によるセキュリティー向上を目指しています。

 同社の担当者から概要の説明を受けたのち、建設中のタンクや船受入バースなどを視察しました。石狩湾新港には北海道電力がLNG火力発電所の建設も予定しています。

 IT産業とエネルギー産業は今後の本道経済の活性化に向けて大きく期待されており、わが党としても積極的に支援していきたいと考えています。

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