自民党道連と新党大地が選挙協力に合意
自民党道連の中村裕之会長と、新党大地の鈴木宗男代表は10月5日、札幌市内で会談し、次期衆院選において選挙協力を結ぶ確認書に署名しました。これまで新党大地は過去の国政選挙において自民党の候補者を個別に推薦するなど、協力関係を築いてきましたが、組織として選挙協力を結ぶのは今回が初めてです。
確認書は、物価高騰、人手不足、国土強靱化、食料安全保障、農林水産業や観光業の振興、アイヌ政策推進、北方領土問題などの課題に対応しつつ、次世代半導体をはじめとするデジタル産業の集積や、ゼロカーボン北海道を実現させるため、選挙協力を結ぶことが明記されています。
中村会長は「大変厳しい選挙が予想される中、政治の安定に向けて自民党候補への支援をいただけるということで心から感謝している」、鈴木代表は「私は元々自民党で生まれ育った保守の政治家。各選挙区のネットワークをしっかり生かして応援していきたい」と述べ、両者ががっちり握手を交わしました。