自民党第9選挙区支部と自民党道連の共催による移動政調会が12月9日、苫小牧市内で開催され、国や道の政策・予算に反映させるため、胆振・日高管内の懸案事項や提言を聴取しました。
午前は胆振支庁管内の移動政調会を開催、午後からは日高支庁管内の移動政調会を開催しました。会場には管内の市町村長と団体代表者らが出席し、道連側からは自民党道連の神戸典臣会長代行をはじめ、地元第9選挙区支部の板谷實道議(道議会自民党議員会長)、遠藤連道議(第9選挙区支部幹事長)、山本雅紀道議、岩間英彦道議、藤沢澄雄道議が出席しました。
移動政調会では第9選挙区支部の役員が挨拶をした後、出席した道議がそれぞれ3つの分科会に分かれて、各市町村・団体が抱える課題や懸案事項を聴取しました。各市町村や団体からは、農林水産業の振興や道路・港湾・海岸などの公共事業、公立高等学校の適正配置、地方財政問題、地方分権問題といった幅広い要望が出され、熱心に意見交換を行いました。
まとめとして神戸会長代行、板谷道議、遠藤道議からそれぞれ挨拶がありました。特に支部幹事長である遠藤道議からは、@北海道の道路整備は遅れており、道路特定財源の一般財源化問題で国に強く働きかけたA建設業などに対する冬期間(端境期)の予算措置を知事に申し入れて実現させた−など、道連の活動報告がありました。
自民党道連では、聴取した要望案件を来年度予算編成にしっかりと反映させるため、国費については党本部や関係国会議員と連携して中央要請活動等を積極的に展開し、道費に関しては道連政調会や地元道議、地域支部との連携で取り組みを強化していく方針です。
|