自民党道連青年局主催の学生部研修会が6月30日午後、ホテルニューオータニ札幌で開かれました。全道から大学生、専門学校生ら約50人のほか、道連、青年局などの関係者が多数参加しました。
これまでは、学生部代表が昨年11月の立党50年党記念大会や今年1月の第73回党大会に出席したほか、今年3月の道連青年局定期大会にも参加していますが、今回の研修会開催は初めての試みです。青年局では、学生部のメンバーが、近い将来、中核党員として育ってくれることに大きな期待をかけています。
開講式で新川勝久青年局長は、「最近、青少年の残虐・凶悪でショッキングな事件が続発しているが、時代を担う若者として何をなすべきかを、今日のお二人の講演から聞き取り、これからの人生に役立ててほしい」と挨拶しました。
次いで、講演に移り、まず橋本聖子自民党道連会長(参議院議員)が、「文化としてのスポーツを通じた地域づくり」と題して講演しました。この中で、橋本会長は、自分の生い立ちや家庭における厳しい父親のしつけ、オリンピックでの数々の経験などに触れたあと、「これだけ科学・技術が進歩してきた時代に、その裏側で失ってきたものを取り戻すためにも、いかなる困難にも負けない体と心を鍛え、多くの出会いを与えてくれる、そして感動を共有できるスポーツを通じて、若い人たちが地域・社会づくりに貢献してほしい」と語りました。
また、世耕弘成党幹事長補佐(参議院議員)は、「ここまで進んだ、自民党改革」をテーマに講演しました。世耕幹事長補佐は、テレビ時代の政治広報のあり方などについて説明したあと、安倍晋太郎幹事長(当時)とともに、自民党改革を断行し、外部PRコンサルタントの導入、党内バラバラであった広報体制の一本化、昨年9月の総選挙における広報戦略について、自らがリーダーとして大勝利に導いた経緯を語り、メディア対策の重要性を強調しました。
このあと、別室に移り懇親会が開かれましが、学生たちは開かれた新しい党に生まれ変わりつつある自民党の実態に触れ、先輩たちにいろいろな質問を浴びせていました。石崎岳衆議も途中から参加、若者たちの元気な姿に目を細めていました。
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