オリンピック夏季大会札幌承知推進北海道議員連盟幹事長の丸岩道義。

全道事務局長連絡協議会（山口慶宣会長）の平成十七年度研修会が十月十七、十八の両日、札幌市内のホテルを中心に開かれました。道内の各支部から約五十人が参加、講演、報告、懇親会、施設見学などが行われました。
　初日は、オリンピック夏季大会札幌承知推進北海道議員連盟幹事長代行の丸岩公充道議の「夏季オリンピック招致について」の講演で幕を開けました。丸岩幹事長代行はこれまでの日本における大会の歴史や、開催決定までのスケジュール、札幌招致に関する新聞記事などを資料として示しながら、「都市施設の整備・充実の促進や大会後の有効活用などのほか、経済波及効果や地元の人たちが持つ誇りなどオリンピック開催の意義は大きい」と強調、「二〇二〇年開催であれば、二〇一六年にも立候補しておくべきだ。二〇一六年の開催地は二〇〇七年に公募されるので、二〇〇六年中に札幌市が議会の承認を得るほか、国内の候補地の調整を行い一本化することが必要」と述べ、道新幹線の札幌延伸実現のためにも、札幌市の積極的な対応を求めました。

衆議院総選挙の総括についての報告をする武谷道連事務局長。

　次いで、自民党道連の武谷洋三事務局長が、先に行われた衆議院総選挙の総括について報告、全国的に自民党が歴史的な大勝を収めたにもかかわらず、道内において解散時から一議席減の七議席確保にとどまった結果について分析、負けた選挙区がいずれも際どい“競り負け”であったことを指摘し、その要因について、新党大地の影響、景気回復の立ち遅れなどを挙げ、さらに今後の課題として?無党派層への対応?新たな業界・団体との関係強化?政治コミュニケーション能力の強化―などを訴えました。
　初日は懇親会で締めくくり、二日目は朝から札幌ドーム、羊が丘展望台などを見学し、全日程を終えました。

道内の各支部から参加。