必勝だるまに片目を入れる橋本聖子選対本部長(道連会長)。だるまをおされる今津寛選対本部長代行、神戸典臣選対本部事務総長、松尾静江女性局長の表情にも固い決意がみなぎる。
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公示を1週間後に控えた8月23日午前、自民党道連の衆議院総選挙対策本部事務所開きが、道連事務局(札幌市北4条西4丁目、ニュー札幌ビル9階)で行われました。
10区候補に決まったばかりの前東京都青ヶ島村教育長の飯島夕雁(ゆかり)さんをはじめ各選挙区の候補者(代理も含め)、選対本部役員・スタッフ、それに各種支援団体代表や道議、札幌市議ら約300人が出席し、事務所からあふれるほどの盛況でした。
北海道神宮の神官による必勝祈願の祝(のりと)詞奏上、主催者、候補者、来賓らの玉ぐし奉てんなどの神事が、厳粛に執り行われました。
次いで橋本聖子選対本部長(道連会長)が、「注目の10区候補に飯島さんという素晴らしい方が正式決定し、全候補がそろってようやく選挙戦をスタートさせることができました。小泉総理総裁のゆるぎない改革への決意の下、郵政民営化を実現するため、一丸となって戦い、全員の必勝を勝ち取りましょう。私自身も候補者の一人になったつもりで全力を尽くします」と訴えました。
引き続き、自民党と連立を組む公明党北海道本部の森成之幹事長が、「連立与党で過半数の議席を確保し、改革を前進させましょう」と自民党に対するエールを送り、公明党としても最大限の戦いを進める決意を示しました。
激励に駆けつけた高橋はるみ知事は、「官から民へ、国から地方へという流れについて、各政党がどちらを向いているか有権者はしっかり見極めてほしい。候補の皆さんのご健闘を期待しています」と自民党の勝利に期待感を示しました。
また、友好団体を代表して武井正直北海道経営者協会名誉会長が、「選挙に対する国民の関心は高いが、選挙は油断大敵。地べたをはいつくばっても勝つ選挙をやらなければ、北海道と日本の未来はない」とゲキを飛ばしました。
さらに候補者を代表して町村信孝外務大臣と中川昭一経済産業大臣が強い決意を披露しました。町村候補は「他の候補の皆さんともども、しっかり心を引き締めて全議席を確保する決意で臨みたい。10区の飯島さんは特に厳しい戦いになると思いますが、みんなで支えて頑張りましょう」と述べ、中川候補は、「世界が大きく変わる中で、日本の改革が進まなければ、取り残されます。改革の流れを加速させるためには必勝あるのみです」と語りました。
最後に、「前進か後退か、改革か停滞かを決める重要なであり、あらゆる改革の本丸である郵政民営化を実現させるため、皆さんのご健闘を祈ります」という小泉総裁からの激励の電報が読み上げられ、
牛乳による乾杯で気勢を上げました。
会場を埋めた参加者たちは、激しい闘志をみなぎらせながら、表情を引き締め、お互いに肩を叩き、握手を交わして健闘を誓い合っていました。
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