清水誠一新会長の挨拶 |
自民党道連と強い連携で結ばれている北海道地方議員連絡協議会(久田恭弘会長、略称・地方議連)の第18回定期大会が5月11日午後、札幌グランドホテルで開かれました。
道内各地方議連から約180人の自民党所属など保守系道議会議員、市町村議会議員が参加、平成19年に予想される全国的な政治決戦に向けて結束を誓い合いました。
来賓として出席していた高橋はるみ知事が、急きょ公務で上京することとなったため、冒頭に祝辞を述べ、道民に最も身近な存在である地方自治の重要性を訴え、地方議連の活躍にエールを送りました。
次いで、この大会で勇退する久田会長が、「歴史ある地方議連が後任会長を中心に、さらに発展するよう期待したい」と挨拶しました。引き続き伊藤条一道連幹事長から「さらに連携を強め、来るべき政治決戦に備えたい。ぜひお力をお貸しください」と祝辞を兼ねて要請しました。
赤平市議会議員の鎌田恒彰さん(空知議連)を議長に選出したあと議事に入り、平成16年度の活動経過と会計報告を了承、さらに平成17年度活動方針と予算を原案通り決定しました。活動方針は、@意見集約による提言活動の推進A研修調査活動の充実B会員への情報提供の活発化C組織活動の充実強化D平成19年度に予想される政治決戦(統一地方選挙、参議院議員選挙、任期満了に伴う衆議院議員選挙)における完勝態勢の確立―が柱となっています。
役員改選も行われ、新会長に帯広市選出で前道連幹事長の清水誠一道議が選ばれ、原田裕幹事長(恵庭市選出)は留任しました。清水新会長は挨拶の中で、「平成19年の政治決戦を視野に組織固めや、説得力のある政策を掲げ、完勝のために最大限の努力をしたい」と力強く決意を表明しました。
このあと研修会に移り、「新しい歴史教科書をつくる会」のリーダーの一人、拓殖大学日本文化研究所教授の藤岡信勝講師が「歴史教科書に係わる諸問題について」をテーマに約1時間半にわたり講演、自虐的な日本の歴史教科書の問題点や、歴史教科書採択の現状、マスコミや中国、韓国の反日教育の実態などについて述べ、厳しく現在の歴史教科書やこれを支持する勢力を批判しました。 |