北方領土研修会に合わせ大々的に返還キャンペーン
道連、・選挙区支部から五台の広報車出動、
街頭宣伝やチラシ配布
立党50年記念の自民党北方領土研修会が3月26日から3日間の日程で釧路、根室両市内で開かれたが、自民党道連は選挙区支部と協力し、この記念行事に合わせて北方領土返還推進キャンペーンを実施した。
道連と第7(釧路・根室管内)、第8(渡島・檜山管内)、第11(十勝管内)、第12(網走・宗谷管内)各選挙区から広報車が出動、道連・選挙区支部職員や広報委員会のメンバー、市町村議員らが乗り込んで、マイクやテープによる街頭宣伝やや約1万枚のチラシ配布などを行い、道民にアピールした。
地元の第7選挙区支部が管内外の町村を中心に回ったほか、第8選挙区支部ははるばる函館を出発、第11選挙区支部は帯広市、第12選挙区支部は北見市からそれぞれスタートし、釧路市までのルートにある主要な街の街頭で、「取り戻せ、固有の領土―北の四島(しま)」「主権国家として毅然として返還要求を!!」と訴えた。特に歴史的にも国際条約からみても、北方領土がまぎれもない日本の固有の領土であることを強調、道民の共感を得ていた。
研修会初日の26日朝、釧路市の集結した5台の広報車は、3日間にわたり、さらに釧路市内、根室市内とその近郊町村を巡回、要所要所で広報車を止め、地元道議や市議が広報車屋根上のステージから北方領土返還実現への理解と協力を求めた。「われらの北方領土―早期返還実現!」の看板を掲げ、小泉総裁のポスターなどが目立つ広報車に手を振って「頑張れ!」と声をかける住民もいて、北方領土問題への地元の関心はより高まったよう。
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