恒例の自民党北海道事務局長連絡協議会研修会が9月9、10の両日、1泊2日の日程により釧路全日空ホテルで開かれました。全道の選挙区支部、地域支部から専従の事務局長や事務局幹部ら41人が参加、研修を深めました。
冒頭、あいさつに立った同協議会の小松英次副会長が、先の参院選において選挙運動の裏方さんとして頑張り、重要な役割を果たした事務局の人たちの労をねぎらったあと、開催地の地元釧路を代表して第7選挙区支部の工藤清雄事務局長が、「釧路へようこそ」と歓迎のことばを述べました。
次いで研修会に入り、講師の伊東良孝釧路市長が「釧路の街づくりについて」をテーマに講演を行いました。この中で、伊東市長は特に市町村合併問題にふれ、大きく夢が広がる釧路の未来について語りました。
同市は平成17年10月11日をめどに阿寒町、白糠町、音別町と合併し、新しい市を設置する作業を精力的に進めていますが、これが実現すれば、全国で初めて一つの市で釧路湿原と阿寒の二つの国立公園を有するようになります。
また、かつて水産物水揚げ日本一を誇った釧路でしたが、一時は全国8位まで落ち込んだ苦い経験を持っています。最近はやや持ち直し、全国3位に浮上してきましたが、漁業の町、白糠、音別と合併することによって、「日本一」の復活も夢ではなさそうです。
このため、伊東市長は、「期待と夢を持って合併問題に取り組んでいる。道内のモデル的な新設合併を実現したい」と意欲満々でした。
出席者には、自民党道連がまとめた「第20回参議院議員通常選挙結果の総括」も配布され、引き続き開かれた懇親会の席上、親睦を深めながらさまざまな意見交換が行われていました。
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