自民党青年部・青年局幹部が8月25日から3泊4日の日程で台湾の台北を訪問、海外研修を行った。道連から青年局次長の高橋克朋札幌市議、同青年局総務・企画委員長の長内直也札幌市議、青年局担当の大塚雅樹職員が参加した。
金子恭之党青年局長(衆議院議員)を団長とする一行は、党本部をはじめ全国都道府県連の青年局役員ら総勢93人。このような大研修団の海外派遣は初めて。台湾政界の実情を調査し、台湾との外交のあり方やアジアにおける日本の役割などを探ろうというもので、民主進歩党、国民党両党幹部と懇談したほか、陳水扁総統を表敬訪問、歓迎を受けた。
台湾青年政治家との意見交換や経済界の代表などとも懇談したが、この中で「日本から台湾に来るのにビザがいらないのに、台湾から日本へ行くにはまだビザが必要なのは片手落ちだ。相互にビザ免除を実現してほしい」などの強い要望が出された。
また、最後の会合には李登輝元総統が姿を見せ、「今、台湾人はアイデンティティーの確立に全力を上げている。国民の七割以上が自分を台湾人だと認識している。日本はもっとアジアの中でリーダーシップを発揮してほしい」と強調していました。
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