●農政推進協議会

「生存権を守る北海道農業の確立を」道農推協研修会で中川参議が講演

 自民党北海道農政推進協議会の定期総会・研修会が2月20日午後、札幌市内のホテルで開かれました。
 全道各地から協議会の会員約百人が出席、今日的な問題になっている食の安全の確保や食料自給率の向上に努めていくことを申し合わせました。
 山口慶宣会長が、「党農林水産部会長として、北海道農政のために奮闘している中川義雄参議の再選を果たすため、7月の参院選で必勝を勝ち取ろう」と呼びかけました。次いで自民党道連を代表して丸岩公充道連筆頭政調会長が、「北海道農業は曲がり角にきているが、日本の食料生産供給基地として役割はますます重い。道連としても基幹産業である農業の振興に全力で取り組んでいる」と述べました。
 議事では、1.組織の拡大強化 2.農政活動の積極的展開 3.研修活動の充実強化 4.広報活動の強化 5.参院選必勝態勢の確立―を中心とした活動方針を原案通り決定しました。
 このあと研修に入り、道議会自民党・道民会議議員会長の釣部勲道議会議員が、議員会運営の中で農政問題を重点的に取り上げ、国の予算の獲得や災害救済などに積極的な活動を展開している実態を報告しました。
 最後に、党農林水産部会長として活躍している中川義雄参議が登壇、旧農業基本法と現在の食料・農業・農村基本法の根本的な違いを説明しながら、近く抜本的な見直し作業に取り掛かる基本計画について、「日本の将来における北海道農業の位置付けをきちんと行い、国際競争に打ち勝ち、日本人の生存権を守る農業の確立へ全力を傾注したい。それにしても参議院の議席を維持していかなければ働くことができない。ご支援をお願いしたい」と訴えていました。