「バンザイ」と「ヨシオコール」が何度も、狭い合同選対事務所内を嵐のように響き渡ると、事務所にびっしり詰め掛けていた約200人の役員や支持者、裏方さんから笑顔がはじけ、喜ぶが爆発しました。厳しい選挙情勢を自民党の底力ではね返し、しかもトップ当選。中川義雄さんは、喜びをかみしめながら、2期目への決意をしっかり語りました。
第20回参議院議員選挙は7月11日に投票が行われ、即日開票された結果、北海道選挙区では自民党公認の中川義雄さんが、74万1831票を獲得して、2位当選の民主現職候補に12万3,550四票の大差をつけて一位当選を果たしました。平成10年7月の選挙に続いて2期連続の当選です。
午後10時10分ごろ、テレビで当確の報が流されると同時に、合同選対事務所内の人たちが、「当確が付いた!」「おう、やった、やった!」「すごいぞ、早いぞ!」などという歓声とともに一斉に立ち上がり、大きな拍手が沸き上がりました。
同十五分ごろには「ヨシオコール」が繰り返し響く中、真っ黒に日焼けした中川さんが満面笑みを漂わせ奥さんの裕子さん、娘さんの真紀さんとともに事務所に姿を見せ、握手攻めにあいました。これを支援者たちの津波のようなバンザイで出迎えました。
橋本聖子合同選対本部長が勝利宣言したあと、中川候補の名前にバラの花のリボンをつけ、盛んな拍手を受けました。
次いで中川さんは当選の喜びと決意を、「全道で同志の皆さんが懸命に努力してくれた。本当にありがたい。年金やイラク問題は、自民党の考え方と違った形で間違って伝わったのが苦戦の一つの原因。中央依存型の北海道の経済構造を穏やかに変える間、政治の力で新しい形の公共事業を持ってくる。農林水産業の振興、新産業の創出とともに、中小企業の活性化、特に建設業のために、森林再生などの事業を積極的に実施する。よい政治家になって皆さまの期待に応えたい」と力強く語っていました。
選対本部長の橋本道連会長は、「逆風の中の選挙で大変厳しかったが、自民党が底力の逆バネを発揮してくれた。一緒に戦った公明党の支援も大きかった」と笑顔で分析していました。
再選を果たした喜びを込めて、だるまの目入れをする中川さんには、新たな決意がみなぎっていた。
全国的には、自民党は改選議席51(欠員1含む)の確保を目指して頑張りましたが、残念ながら49議席の獲得にとどまりました。しかし、大逆風の中、最小限の打撃に抑え、しかも、公明党と合わせて政府与党は絶対安定多数を維持したことになり、政権は揺るぎませんでした。党員・党友・有効団体・支持者の皆さまに厚くお礼を申し上げます。
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