学校施設に木材使用を保進せよ


5、教育問題について

(1)不登校児童生徒対策について
 道教委はこれまで教育相談体制の充実や学校と家庭、さらには関係機関との連携強化などに取り組んできたが、依然として不登校児童生徒は増加している。このことについてどう分析し、どう対処するのか。

(2)学校施設への木材使用の促進について
 1、学校施設への木材の使用について
 潤いのある教育環境づくりを進めるため、柔らかな感触と温かみといった優れた特性をもつ木材を学校建築に活用すべきと考えるが、基本的な認識を伺いたい。

 2、今後の学校施設の整備について
 国は木造建築の補助単価を大幅に引き上げ、木材使用の促進について具体的な方策を行っており、道としても木造による学校施設の整備については、当然、道産木材を優先して計画的に整備すべきと考えるが、今後の取り組みを尋ねたい。

(3)小中学校の少人数指導実施状況調査について
 定数加配の趣旨を逸脱した事態が小樽市だけでなく全道で行われてきた。それは道教委と教職員組合との覚え書きの中に誤解を招く恐れのある部分があったためである。今後、膨大な金額を国に返還するなど、道財政に大きな損害を与えた責任は極めて重い。教育長はいつまでにどう対処するのか。

(4)本庁・本部間の確認書等の是正について
 1、教職員組合への対応について
 全部破棄すべきもの、削除または修正すべきものについては、すでに教職員組合に対し申し入れているが、経緯はどうであったのか。また、教職員組合は一方的な破棄や削除には同意できないと主張しているが、どのような話し合い、その結果、どう対応したか、それぞれ明らかにしてほしい。

 2、不適切な確認書等の是正について
 教育局と支部等の間で74件の不適切な確認書等が取り交わされているが、その取り扱いはどうなっており、いつまで是正されるか尋ねたい。

 3、市町村教委などへの指導について
 84の市町村教委と20の校長会から報告があった確認書の取り扱いについては、道教委としてどのように指導を行っているか。


警察職員不祥事防止へどう対処するか


6、公安問題について

(1)犯罪増加対策について
 凶悪犯罪・青少年増加、検挙率低下などの実情を踏まえ、犯罪の増加を食い止めるために、何に重点を置いて犯罪検挙対策を強化する考えか。 

(2)地域住民などとの連携について
 地域住民との連携強化なくして犯罪の未然防止や事件・事故の解決はおぼつかない。道民の不安を解消し、安全・安心な暮らしを守るためにどのような手立てを講ずる考えか。

(3)現職警察官の不祥事について
 地域住民との連携が不可欠な中にあって、現職警部の覚醒剤使用や女性巡査部長の犯人隠避、さらには巡査部長によるわいせつ事件など不祥事が相次いでいる。本部長はこのような不祥事をどう考え、その再発防止に向けてどのように取り組む考えか。