道道静内・中札内線の見直しは地元無視


1、知事の政治姿勢について

(1)これまでの堀道政について
 1、これまでの取り組みについて
 知事自ら北海道をどのような姿にしようと考えて、道政に取り組んできたか。また、目指した姿がどの程度達成したと考えているか。

 2、自主・自律に対する評価について
 この北海道づくりの理念が、道行政の全体に十分浸透したと考えているかどうか。自己評価を含めお答え願いたい。

 
3、道民の評価について

 道民から「知事の顔が見えない」「自らの政策PRが足りない」という声も聞かれるが、知事自身、これらの指摘をどう受け止めているか。

(2)産業廃棄物循環的利用促進税について
 1、この税を導入する条例提案を見送った主たる要因は何か。

 2、税に関する協議の場の設置について
 納税者の理解や論議不足があったが、条例の見直し案では関係団体などとの協議を取り上げている。いつまでに協議の場を設け、どのような団体と話し合うのか。

 3、税の具体的な使途について
 循環型社会を構築するため、税収を具体的にどのように使う考えか。

 4、産廃処理計画の協議について
 「北海道産廃処理計画」についても、排出者である業界・関連団体と減量やリサイクル対策に関する手法を論議し、数値を積み上げていくことが目的達成の近道と考えるがどうか。

(3)行政基本条例について
 1、条例制定について
 1)条例を踏まえた展望などについて
 この条例を踏まえ、どのような改革を展望しているのか。何が実現可能だと考えているのか。

 2)条例の位置付けについて
 この条例は基本になるさまざまな条例の上位に位置し、個別の条例を規制するものであるのかどうか。

 2、道民投票制度について
 1)道民投票の対象案件について
 条例案の表現では漠然として対象案件は分からない。制度の乱用を避けるためにも投票に「なじむもの」「なじまないもの」の見解を示すべきである。

 2)情報提供の手法について
 有権者が400万人を超え、広域な本道において、どのような手法をとれば形式的な情報提供にならず、道民が賛否両方の主張を理解した上で態度を決定できると考えているか。

(4)社会資本整備のあり方について
 1、地域の意向の的確な反映について
 明年度の北海道開発予算要望の取りまとめに当たって、国費予算要望に向けた「基本的考え方」や「地域連携会議」の論議などがどのように反映されたか。

 2、事業の優先度などについて
 分野を超えた事業の優先度はどう判断するのか。判断基準を明らかにしてほしい。また、社会資本を計画的に整備するために必要な指標の設定について、どうような内容でどう検討を進めているのか。

 3、高速道路の建設について
 知事は政府の道路関係4公団民営化推進委員会の中間報告を受けて、本道の高速道路の整備促進について、どのような戦略で推進しようとしているのか。また、全国5ブロックの知事討論会において高速道路に関し「地域の実状に応じた規格・構造なら経費を縮減できる。北海道スタンダードを提案したい」と発言しているが、どのような考え方か。

 4、道道静内、中札内線について
 知事はこの路線の見直し方針を決め、政策評価委員会に諮問したが、早期開通を切望していた地元は危機感を抱いている。市町村は道のパートナーと常々言ってきた知事の今回の措置は、地元市町村、地域住民の声を全く無視したものだ。どのような考えで見直す方針を決めたのか。その真意を聞きたい。

(5)ピースボートの北方四島入域について
 1、ピースボートの国後島上陸について
 「北方領土は日本固有の領土」という日本の法的立場を著しく害する今回の事態についてどのような見解を持っているか。

 2、道の対応について
 国後島上陸後、道はどのような対応をしたのか。