主任制問題の抜本的解決は?


3、教育問題について

(1)主任制問題について
 1、教職員組合との折衝について道教委は北教組との間で取り交わした21項目の確認については、全部破棄を前提として主任制の抜本的な解決案と併せて提示し、12月中に破棄すると議会に報告した。これまで教職員組合とどのように折衝してきたのか、その状況を明らかにしてほしい。

 2、道教委は、主任制の抜本的解決案をまとめたが、その趣旨とねらいについて明確に答えてほしい。

(2)道立高校の学区の再編について
 1、見直しの基本方針について 道立高校学区の見直しの必要性をどのように判断しているか。また、見直しの基本方針をどのように考えているか。

 2、学区の見直しについて
 一部において「有名校に希望が集中して、高校の序列化が進み、学校間格差が拡大する」「都市部への進学希望者が増え、高校の統廃合が進むのではないか」といった問題点が指摘されている。これらの指摘について、本道の教育の将来を見据えどう判断しているのか。

 3、検討会議について
 検討会議を設置し、学区のあり方などについて検討してきたが、これまでどのようなことが話し合われたのか。今後のスケジュールも併せて伺いたい。

(3)私学振興について
 1、私学の位置づけなどについて
 本道の教育における私学の位置づけと公立・私立の関係について、どのように認識しているか。

 2、私学経営について
 児童生徒の減少に対処し、経営改革のための一層の自助努力が求められているが、道としてどう指導しようとしているのか。再建支援も含め知事の見解を伺いたい。

 3、授業料格差の是正について
 私立高校の授業料は年額56万4000円であり、公立に比べ4.8倍になっている。このおとが父母の家計を圧迫しており、授業料の格差是正が求められている。知事はどう対処しようとするのか。

(4)国立大学の再編などについて

 知事は、国立大学の再編、統合の動向をどのように把握しているのか。また、どのような考え方で対処しようとするのか。さらには、北海道における高等教育のあり方について見解を伺いたい。