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親王殿下御誕生祝いで高野槇植樹を

1、知事の政治姿勢について



(1)親王殿下御誕生について
大崎議員 秋篠宮悠仁親王殿下御誕生のお祝いとして、道庁前庭にお印の高野槇(こうやまき)を植樹してはどうか。
高橋知事 道民の祝意を表するものとして、できるだけ早く実施できるように準備をしたい。

感動と勇気の駒大苫高の偉業を顕彰

(2)駒大苫小牧高校の活躍について
大崎議員 駒大苫小牧高校は夏の甲子園大会で三連覇を逃したとはいえ、その活躍は五百六十万道民に大きな感動と勇気を与えた。偉業を称え、顕彰してはどうか。
高橋知事 地元の皆様とも十分相談しながら、道として協力できることについて検討していきたい。

根室漁船の銃撃・拿捕事件の影響とその対応


(3)根室漁船銃撃・拿捕について
1、事件に対する知事の見解について
大崎議員 根室漁船銃撃・拿捕(だほ)事件は、今後の北方領土返還運動や日ロ間の安全操業にも大きな影響を及ぼすものと思われるが、知事の見解を伺う。
高橋知事 いかなる理由があろうと正当化できるものではなく、事件後直ちにロシア政府に強く抗議した。日ロ間の協定に基づく漁業に悪影響が生じないように、国に強く働きかけている。

2、道の対応について
大崎議員 道の今回の対応と、外務省に設置された「北海道連携推進室」へ望むものを伺う。
高橋知事 事件後直ちに水産林務部内に「根室沖銃撃・だ捕事件対策室」を設置し、麻生外務大臣、安倍官房長官に直接会って要請を行った。連携推進室は総合窓口として関係府省庁との調整を進めてもらえるものと期待している。

北海道版経済成長戦略大綱の策定を

(4)経済成長戦略大綱の北海道版について
大崎議員 政府・与党では経済成長戦略大綱を定めたが、道もこの大綱の北海道版を策定してはどうか。
高橋知事 経済界や地域の関係者が今後の経済活性化の方向を共有し、力を合わせて取り組みを進めていくことが大切。恵まれた自然環境や資源といった本道の貴重な財産を生かしながら、「世界」を視野に入れた北海道経済をイメージしながら、活力ある本道経済の創造に向けた手立てや手順を明らかにする、新たな戦略ビジョンの策定に着手したい。

地域のお宝発信で生活文化創造・育成

(5)北海道らしい生活文化の創造について
大崎議員 道民の皆さんが心豊かで元気に暮らしていくためには、道民ヘルシー運動、地域のお宝発信などを展開して、生活文化として育てるべきではないか。
高橋知事 提言の趣旨を踏まえ、北海道らしい健康文化づくりやアートツーリズムの振興など幅広い観点から検討を深めたい。