4年間の道政運営は及第点

1、知事の政治姿勢について

(1)高橋道政の評価について

工藤議員 わが会派は知事の四年間の道政運営に88点の及第点をつけたが、この四年間をどう評価し、今後どのように発展させようと考えているのか。

高橋知事 新しい北海道づくりへの「芽」が着実に生まれているが、地域の活力を維持するための重要な課題も顕在化してきている。道州制特区の仕組みも有効に活用して、ものづくり産業の振興、地域の活性化、医師確保などに取り組み、北海道全体が一丸となって、さまざまな分野での挑戦を続けることができるように全力を尽くす。

サミットの誘致で本道のアピールを

(2)2008年サミットについて
工藤議員 サミットは本道を世界にアピールできる絶好の機会だ。本道は適地であり、誘致に積極的に取り組むべきだ。道はどう対応するのか。

高橋知事 北方領土問題の解決のきかっけになることも期待され、これまで適地の調査、財政負担などについて検討してきた。洞爺湖周辺地域を念頭に置き、コンパクト・サミットといったこともイメージしながら、本道開催に向けたチャンスを逃がすことのないように検討する。